漫画『ブルーピリオド』、初の展覧会『ブルーピリオド展~アートって、才能か?~』の開催に先駆け、プレス発表会&内覧会が行われ、お笑いコンビ「麒麟」の川島明さんが登場しました。

漫画「ブルーピリオド」は、成績優秀かつスクールカースト上位の充実した毎日を送りつつも、どこか空虚な焦燥感を感じて生きる高校生・矢口八虎(やぐちやとら)が主人公。その八虎が、一枚の絵に出会い、心奪われ、美大を目指して青春を燃やすスポコン受験物語。


麒麟 川島明さん


原作の大ファンと公言している川島さん。今回ブルーピリオド展の公式アンバサダー就任の気持ちを聞かれると、“こんなすごい切り口の、『絵』を題材にしたテーマの漫画があるんだと衝撃を受けて、今日まで愛してやまない作品。読んでいたら、漫画の中からこっちに来いよって誘ってもらったようです。アンバサダーに就任させていただけるなんて、こんな光栄なことはない”と思いを語りました。

イベントのトークでは、川島さんの中学時代の写真が披露され、“中学校のときは身長が147センチしかなかったですし、声もこんな声じゃないですし、声が高かったですけど、でも、この段階から「よしもと」に入ろうと思ってましたね。お笑いを絶対やるんだって、子どもの頃から思っていました。ラジオのいわゆる投稿コーナー、ハガキ職人と言われる人たちに憧れて、ハガキを書いたり、雑誌なんかに、四コマ漫画とかを描いて、めっちゃくちゃ送って、頑張っていた時期ですね”と、お笑いへ青春時代を捧げたことを明かしました。

さらに18歳の時の写真も披露されると、“高校卒業して半年間は、NSC(吉本興業の)養成所に入るため、親にお笑いをやるというのは黙っていました。自分に自信がなかったんでしょうね。「お前みたいなもんが行けるわけない」と言われるのが怖くて、大阪に行って面接を受けて、合格したので、合格通知が家に届いたのを親がたまたま見て、「何してんのか」っていうことで、「実は吉本に行くね」っていうことを言って、なんか無理やりお笑いと駆け落ちした状態ですよね”と、お笑い芸人になった経緯も話してくれました。


麒麟 川島明さん


また、漫画のストーリーにちなみ、川島さんが一念発起したことについて聞かれると、“朝の番組が始まるにあたって、マネージャーと何をしたらいいかと話し、「爽やかなほうがいいんじゃないか」と言われ、全身脱毛をしました。脱毛ってすごい痛いんだなってすごく思いました。女性の方、偉いですね”と会場を笑わせました。

『ブルーピリオド展~アートって、才能か?』は6月18日から9月27日まで、東京・天王洲の寺田倉庫G1ビルにて開催されます。

【担当:芸能情報ステーション】