福島県は、先週の記録的な大雨の被害について、河川や道路、そして農地などあわせて少なくともおよそ22億円にのぼることを明らかにしました。
県は、先週の記録的な大雨の被害状況についてまとめ、いわき市内郷内町で倒れているのが見つかり、死亡が確認された60代の男性について、今回の大雨による災害死と判断しました。
また、河川の堤防や道路、そして農地や農業関連施設の被害金額はあわせて少なくとも22億3600万円あまりにのぼることが分かりました。このうち、河川や道路などの土木施設の被害額は16億円あまり。農林水産関連ではおよそ6億円となっていて、今後、農産物の被害などとあわせて被害額はさらに増える見通しです。