“適切”な睡眠の3つのサインとは

南波雅俊キャスター:
適切な睡眠のサインというものも伺いました。

▼朝まで一度も起きない
▼寝起きスッキリ爽快
▼二度寝したくならない

寝つきについても聞いてみたアンケートがあるんですが「寝付きは良いですか?」という質問には「良い」が44%、「悪い」が42.9%、「わからない」が13.1%でした。

また「寝つくまでの時間は?」という質問には、「10分以内」が5.9%、「10から30分」が21%、「30分以上かかる」が52.6%、「時と場合による」が20.6%でした。

「本はOKだがPC・スマホはNG」

では、どうやって寝付くのか、その工夫を街の人たちに聞いてみました。

「寝るときに保冷剤を両手に持って寝ていました。 体の一部を末端を冷やして。そうするとスッと(寝られる)」

「(ベランダに)ヨガマットをひいて、夜ヨガをやってるんです。 星空とか雲の流れを見ながら眠りに入るのは早いです」

「アメリカの軍隊が寝る方法を前に記事で読んで、無になる。体の全部の力を抜いて寝ています」

「きょう1日あったことを思い出しながら、良かったことを感謝し、そのままふっといく感じです」

皆さんの方法が実際どうなのか、専門家であるRESMの白濱龍太郎理事長に聞きました。

まず、70代女性の方は、「特にない。眠れないときは覚悟を決めて読書&PC操作」という方法でした。

専門家は「無理せず眠くなってからベッドに入って寝るのはOK。本はOKだが、PC・スマホはNG」だそうです。

一方で、50代男性の「きょうあった良いことを思い出しながら寝る」という意見には、「ネガティブなことより楽しいことを考えてリラックスして寝る方が良い」ということでした。

あともう一つ、10代女性の「アメリカ軍の入眠方法を真似して、手足から体の力を抜き“無”になる」ということなんですが、どういうことかというと、「体全体がリラックスして良い。力を入れる→抜くを繰り返すと、より脱力&“無”になりやすい」そうです。