家庭内感染を防ぐには

南波キャスター:
この“はやり目”なんですが、感染症法上では、「5類感染症」ですから、新型コロナと同様です。症状によって、医師の許可が出るまで、出勤や出席が停止になるというわけなんですね。

SNSでは、「下の子が“はやり目”で1週間以上保育園に登園不可。夫婦で、休みを調整したが、上の子も目が赤くなってきてる。また1週間休まないと…」という声。また、「下の子が“はやり目”に。充血してるだけで元気なのに…」という声もありました。

Nスタの男性スタッフも、4人家族で感染。
▼娘(2歳)が、8月31日に発熱。9月4日、“はやり目”と診断。
そこから少しラグがあって、▼息子(4歳)が6日に発熱。8日、“はやり目”と診断。
▼妻も、10日に“はやり目”と診断。
この男性スタッフは、「家庭内で“感染リレー”状態になっています。私も看病していたので、『次は自分では』と不安です」と話しています。

では、家庭内でどうやったら防げるか。
▼手洗い、▼消毒、▼タオルを使い回さない、そして、▼感染者の入浴を最後にする、ということが大事。実際、私の知り合いにも、感染して、家族と一緒に過ごしていた人がいたんですけれど、これらを徹底したら、家族にはうつらなかったと聞きました。

松田丈志 元競泳日本代表:
入浴を最後にするってことですが、水を介してうつることってことはあるんですか?

南波キャスター:
実は私も、温泉に行った1週間後ぐらいに発症した。水なのかなと思ったんですが、国際医療福祉大学の松本哲哉 主任教授の話では、水はそこまで大きな要因ではない、ということでした。

ホランキャスター:
共用で使っているものを気につけましょうっていうことなんだと思いますけれども、ご家庭でも、メンバーが多ければ多いほど、大変ですよね。

日比麻音子キャスター:
もし、お子さんが休むとなると、保護者の方々も、それに対応しないといけない。最近は、テレワークが終わってしまったという企業も多いですけど、まだまだ休みやすい環境というのが大事ですよね。

松田丈志 元競泳日本代表:
子どもがかかってしまったら、親は看病しなきゃいけないので、予防方法を徹底して、できるだけ感染を防いでいってほしいなと思いますね。