■ 長崎の真珠関係者 ”認知度アップ”に弾み

創業から50年以上の歴史をもつ長崎市の園田真珠。
真珠の養殖から加工、販売までを一貫して手がけています。
13年ぶりの生産量日本一奪還を受けて、改めて長崎が真珠の一大産地であることを知ってもらうきっかけになればとしています。


園田真珠 北川 敬洋さん:
「すごく嬉しいです。今までが2位とか3位という位置付けでお客さんの方にも案内していたんですが、やはりそこが1位になればより気持ちも入りますし。県民の皆さんにご認識いただければありがたいなと思っております」

園田真珠では、店舗だけでなくインターネットでの販売にも力を入れていて、養殖場がある新上五島町などの『ふるさと納税の返礼品』としても人気を博しています。

今回得た”生産量・日本一”の称号を販売面でも活用しながら、市場における長崎真珠の存在感を高めていきたい考えです。

園田真珠 北川 敬洋さん:
「いろんな通販の部分のフレーズに(日本一を)加えていきたいと考えています。思ったほど認知度は高くないものですから。今回の生産量1位獲得を機に、幅広く日本の方々、あるいはこれからインバウンドも解禁されてくると思いますので、世界中のパールファンの方々に訴える一つの大きな起爆剤といいますか、アクセントになることを期待しています」


平家:
今回は取材できませんでしたが、生産量日本一の裏にはもちろん養殖業者の皆さんの努力がありますし、加えて、県の総合水産試験場でも養殖方法の改善やアコヤ貝の病気対策、また真珠そのものの品質向上に取り組んでいることが良い結果につながったと思います。

住吉:
せっかく日本一の称号をとったからには、これから長崎真珠の知名度アップや、販路拡大に向けた弾みにしたいところですね。