■MLB エンゼルス 6ー2 ガーディアンズ(日本時間10日、エンゼル・スタジアム)

右脇腹を痛めている大谷翔平(29)は本拠地で行われたガーディアンズ戦を欠場した。前日9日(日本時間)の試合前にはエンゼルス・F.ネビン監督(52)は「悪化させるようなことはしないつもりだ。うまくいけば明日復帰できればいいと願っている」と話していたがこの日も出場機会はなく、2019年9に左膝の手術を受けて以来4年ぶりの6試合連続欠場となった。

この日の試合前にF.ネビン監督(52)は改めて大谷の状況について「1日1日様子を見る。今日彼は状態がいいと感じている。多分もう1日あればいいだろう。もしそうでなければ月曜日(日本時間12日)のシアトルかもしれない。日々様子を見る状態だ。彼は心地良く感じているので今日彼ができることをもう少ししてみる」とコメントした。

さらにこの日の欠場については「我々は話し合った。両者の決断だが、彼は別の日がベストだと言った」と話し合っての欠場となった。

試合はエンゼルスが先月31日までチームメイトだったガーディアンズ先発、L.ジオリト(29)から3本のホームランを放つなど6対2で勝利した。これで66勝77敗、借金は11、今季残り19試合となった。

大谷は5日の試合前に行ったフリー打撃で右脇腹を痛め、急きょその日のスタメンを外れた。以降6戦連続でスタメンを外れ、代打起用もなく欠場が続いている。

本塁打王争いに向け、現在大谷はア・リーグトップの44本塁打(打率.304、打点95)。リーグ2位(35本)のL.ロバートJr.(26・ホワイトソックス)は、この日はヒットを放ったが4打数1安打で、9月はまだ本塁打はなく、大谷と9本差は変わらず。