線状降水帯の発生で8日、県内は広い範囲で大雨に見舞われこのうち、いわき市では、9日朝、60代の男性が側溝で死亡しているのが見つかりました。
午前7時半現在、いわき市消防本部によりますと、9日午前6時14分に内郷内町で「側溝に人が倒れている」と通行していた人から消防に通報がありました。
消防が現場に駆け付けたところ60代の男性が倒れていて、その場で死亡を確認しました。いわき市などが、災害との関連を調べています。
県内で、9日朝までの24時間に降った雨の量はいわき市山田で192.5ミリを観測し9月の観測史上最大を記録しました。
南相馬市原町で184ミリ、いわき市平で173ミリとなりました。
県は、いわき市と南相馬市に災害救助法の適用を決定しました。
気象台では、これまでに降った雨で地盤が緩んでいるところがあるとして、土砂災害に警戒するよう呼びかけています。














