30年後の日本のあり方について発表し合いました。学生たちが、政策や予算案をプレゼンする国内最大規模の政策立案コンテストの宮城大会が8日、仙台市内で行われました。

このコンテストは、学生が「もし自分が総理大臣になったら」というテーマのもと30年後、理想の日本にするため政策や予算案を提案し発表し合うものです。議員事務所などでインターンシップをしたおよそ30人が、それぞれ10分間のプレゼンを行いました。

学生:
「私は交通事故ゼロ、豊かで安全な未来をビジョンに掲げたいと思う」

この学生は、交通事故や渋滞をなくすため、75歳以上の免許返納義務化や空飛ぶ車の実現といった政策を提案。その後、質疑応答が行われました。

学生の質問:
「渋滞を改善するために自動運転が出たと思うが、現状の自動運転の技術は車の速度より安全運転を心掛けてしまうので、渋滞の改善は行われないと思う」

学生の回答:
「渋滞をなくすために考えたのが空飛ぶ車。道路で車を使う人の割合が減ることで自然と渋滞が減ると考えた」

この大会は、全国の大学生およそ600人からなるNPO法人が主催したもので、国内最大規模の政策立案コンテストです。

学生:
「現行の制度の知識が不足していたと思ったので、もう少し知識を頭に叩き込めば質疑応答の作成も頑張れたと思った」

コンテストで優勝したグループは、宮城代表として9月13日からの全国大会に出場します。