栄養価が高く、スーパーフードとして注目されている植物・モリンガをご存知でしょうか。岡山市内でモリンガの栽培や研究を行う企業が、酒の販売店とコラボレーションし新たな商品を生み出しました。

(ヒューマン・ヘルス 代表 村木虎太郎さん)「新商品がこちらになります。甘いシロップになっていまして、モリンガをふんだんに使っている」

岡山市内でモリンガを栽培し食品開発などを行っているヒューマン・ヘルス代表の村木虎太郎さんです。そもそもモリンガは北インド原産の植物で、葉の部分の栄養価は、カルシウムが牛乳の17倍、食物繊維はキャベツの12倍あるとされ、スーパーフードとして注目されています。

5年にわたり研究を続けるこの会社では、これまで米粉クッキーの開発や、鶏にモリンガの粉末を与え、卵の栄養化アップを図る研究などを行ってきました。そんな中、新たに誕生したのがモリンガを使ったシロップです。

(ヒューマン・ヘルス 代表 村木虎太郎さん)「ノンアルコールの製品なので子どもでも飲むことができますし、サワーとかで割るとお酒にもなる。広い用途がある」

倉敷市にある酒店「おかじまや」から、お酒の割り材ができないかと依頼を受け開発されたという新商品。その味は…

(杉澤眞優キャスター)「いただきます。抹茶に近いフレーバーで、甘みがしっかりしていて、青臭さは全くないです」

(ヒューマン・ヘルス 代表 村木虎太郎さん)「地域や環境に貢献しながら、食品だけではなく、美容や環境、いろんな分野でコラボレーションしていきたいなと思っております」

モリンガの新商品「瀬戸内シロップ」は、酒店の「おかじまや」や県内の飲食店などで来月(10月)から販売される予定だということです。