国の重要無形民俗文化財にも指定されている備中神楽を広めていこうと、今年誕生した子ども神楽クラブのメンバーが、岡山市北区の神社で初舞台を踏みました。

岡山神社の特設舞台で、備中神楽を披露したのは、きょう(13日)がデビューとなった岡山神社子ども神楽クラブのメンバー4人です。
動き出したのは今年3月。新たにクラブを設立したのには、神楽を備中地域だけでなく、より広い地域に、そして、若い世代に広めたいという思いがあったといいます。

(岡山神社子ども神楽クラブ代表 山田望さん)
「後世に伝えるべき、大変意義のあるものだと思っていましたので、ぜひ備中とは少し離れている備前の国ではあるんですけど、ぜひ子どもたちにもやってほしい」

クラブのメンバーは、岡山市に住む5歳~16歳の4人。代表を務め、高梁市でも指導経験がある山田さんのもと練習に励んできました。
(岡山神社子ども神楽クラブ 酒井遼さん)
「伝統芸能の継承者が少ないんですけど、みんなでこういう風に(備中神楽を)していって、広めてしっかりまた次の世代につなげていけたらいいなと思います」
ーこれからも頑張ってください
(岡山神社子ども神楽クラブ 安田晴さん)
「はい!」
ーお!元気いっぱい!

岡山神社子ども神楽クラブは、今後も次の舞台に向けて練習に励むということです。