旅行で学校を休ませることに約7割が賛成

教育現場ではどう受け止めているのでしょうか?全校児童355人の亀川小学校では、家族旅行のために学校を休む児童はこれまで年に数える程度でした。それが、『たびスタ休暇』の導入で増加するのではとみています。

亀川小学校 志賀貴代美校長:
「今までは保護者の方も申し訳なさそうに『すみません欠席させてもらいます』ということだったんですが、『たびスタ』ができると遠慮しないで休める」

また、コロナ禍を機に、「学校を休むこと」に対する意識の変化が起きているといいます。

亀川小学校 志賀貴代美校長

亀川小学校 志賀貴代美校長:
「『体調悪くても来て』とか昔はよくあったが、今は無理をしないでと。新しい物の見方とか考え方が広がってとても期待ができる」

ウェブメディア「いこーよ総研」が今年7月に実施したアンケートでは、「家族旅行などで学校を休ませた経験がある」と答えた人が56%。また、7割近くの人が旅行で学校を休ませることに賛成しています。

賛成の理由としては「家族との思い出を作るのも大事だと思うから」が最も多い62%。次いで「平日の方が空いているため、休日より満喫できるから」が53%、「保護者の仕事の都合で学校が休みの時に旅行やおでかけに行けないこともあると思うから」が48%となっています。