ジャニー喜多川氏の性加害問題をめぐり7日、ジャニーズ事務所が会見を開きました。新社長に就任した東山紀之さんは、一連の問題を「人類史上最も愚かな事件」と糾弾。一方で、記者から東山さん自身の性加害疑惑についても相次ぎ質問が投げかけられました。4時間に及んだ会見を、性被害にあった当事者や、今年3月にこの問題を報じたイギリス「BBC」の記者はどう見たのでしょうか。

東山新社長「鬼畜の所業」ジャニーズ事務所初会見

午後2時から始まった注目の会見。

藤島ジュリー景子前社長「ジャニーズ事務所としても、藤島ジュリー景子個人としてもジャニー喜多川に性加害はあったと認識しております。被害者の皆様に心よりお詫び申し上げます」

冒頭、ジュリー氏はジャニー喜多川氏による性加害を認め、謝罪。社長を退任したことを明かし、新たな社長には東山紀之さんが就任したことが発表されました。

東山紀之新社長「私は年内をもって表舞台から引退します。今後は人生をかけてこの問題に取り組んでいく覚悟であります」

高柳光希キャスター「性加害の事実を認識した時期はいつ頃だったんでしょうか?」

東山新社長そういう噂があるというのは知っていましたし、ただ、僕らは喜多川氏を信じておりましたから、それはあくまでも噂であるということを信じておりましたね」

また、会見に同席した井ノ原快彦さんは…

ジャニーズアイランド 井ノ原快彦社長「周りもみんな仲間たちも『そうなのかな』というような噂は…してましたね。そうなったらどうしようという話もしてました。そんなときに、小学生とか中学生の自分たちが 『それちょっとおかしいんじゃないか 、噂聞いたぞ』っていうようなことが言えなかったのは本当に今となっては後悔しておりますが、なんだか得体のしれない、それには触れてはいけない空気というのはありました」

その後、2人はジャニー氏の一連の性加害をこう糾弾しました。

東山新社長「本当に人類史上最も愚かな事件だと思います。やってることは鬼畜の所業だと思っています。今は愛情はほとんどありません」

井ノ原さん「なんてことしてくれたんだと思ってます。いい加減にしてほしいですね」

ただ、ジャニー氏に由来する事務所の名前については、現時点では変えない方針を示しました。

東山新社長「『ジャニーズ』というのは創業者の名前でもあり、初代のグループでもありますが、何より大事なのは、これまでタレントさんが培ってきたエネルギープライドだと思って。その表現の一つでもいいんじゃないかと思っています」

記者「納得が出来ない。人々を不幸のどん底にたたき落としてきた人の名前を今後も頭にのせていくのは、あまりにも常識外れではないか?」

東山新社長「仰るとおりだと思います。今後はそういうイメージを払拭できるほど、皆が一丸となって頑張っていくべきだと」