失敗したH3初号機とシステムは同じ…
今年3月。H2Aの次世代ロケット、H3初号機の打ち上げが行われました。

タナカエンジニアリングの本命はこのH3。無事成功したと喜んだのも束の間でした。
種子島宇宙センター:「ロケットはミッションを達成する見込みがないとの判断から指令破壊信号を送信しました」


2段目エンジンに着火が確認されず、打ち上げは失敗に終わりました。

7日のH2A47号機の打ち上げもこのH3初号機の打ち上げ失敗の原因となったシステムと一部が同じだったため、対策を講じるなどしてことし5月の打ち上げ予定から延期されてきました。


タナカエンジニアリング 鈴木将之課長:「今回打ちあがったことで、これで前進してくのかなっていうひと安心したっていう気持ちです。これからまだまだ課題が残っていると思いますので、そこに追従していけるように我々が協力していくことが今後の課題なのかなと思います」




