今年4年ぶりに奉納踊が行われる長崎市諏訪神社の秋の大祭「長崎くんち」の踊町を紹介するシリーズ「復活!奉納踊」
今回は栄町の阿蘭陀万歳です。
万歳・才蔵のオランダ人が、コミカルな動き、おどけた表情で “万歳” を披露する様を演じます。
「阿蘭陀万歳」は1933(昭和8)年、東京初演の新作舞踊です。
1977(昭和52)年から、これまでに6回、阿蘭陀万歳を奉納してきた栄町。
踊り子も町の人も「長崎くんち 奉納踊」を待っていました。

万歳役 花柳 寿女晏奈(すめあんな)さん(25):
「いよいよ近づいてきたんだなと ワクワクが(止まらない)」

栄町 自治副会長 折式田 一豊さん:
「夜も寝られん。仕事なしでこれだけですもん」
毎回、趣向を凝らした演出で見る人を魅了してきた栄町の阿蘭陀万歳。

17年前の2006(平成18)年は、子供が万歳・才蔵を演じる「子供万歳」を。

前回、2013(平成25)年は、長崎くんち史上初めて「阿蘭陀万歳」を男性が舞いました。