アニメ界のレジェンドたちも支援…それぞれの思いが交錯する

そして今年8月、この日は原画を担当するアニメーターらと初めての打ち合わせです。
(本多さん)「(Q本多さんが説明される?)そうですね。皆さんもまだ顔合わせしただけで、内容はほとんど」
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本多さんの呼びかけで集まったのは、「銀河鉄道999」のキャラクターデザインを担当した湖川友謙さん(73)、「キャンディキャンディ」のキャラクターデザインを担当した進藤満尾さん(79)、そして木上さんの元同僚で「ドラえもん」で長年総作画監督などを担当した中村英一さん(76)らアニメ界のレジェンド陣です。
(湖川さん)「この魔法の勉強本、もっとでかいほうがいいんじゃないですか?このくらいの」
(本多さん)「そういう手もありますよね」
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どのようにキャラクターを動かすか、次々とアイデアが提案されます。そして打ち合わせの半ばで湖川さんが口を開きました。
(湖川さん)「結局、本多さんがこだわっているところがどこかというと『絵本をそのまんまやりたい』ってことなんですよ。俺はこれをアニメにするんだったら、アニメ用の世界を作っておかないと絶対おもしろくない。絵本を見れば良いんだもん」
(本多さん)「これに関してはなんかね…ちょっと。一生懸命彼らが作ったのを俺も知っているし、そこにリスペクトがあるから、どうしてもそうなっちゃう」
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本多さんが描いた絵コンテは木上さんの絵本に忠実に沿ったもの。実は絵本では魔法を使うシーンが出てきません。絵本をそのまま再現するのか、それとも魔法の世界観を一味加えるのか。それぞれの思いが交錯します。
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木上さんの元同僚の中村さんは…。
(中村さん)「私は最初お二人のお話を聞いたときから、原作の世界観はこのまま、やっぱり木上くんのことを思うとちょっとね…。ごめんなさい。ちょっと思い出しちゃったもんで。やっぱり原作は尊重すべきだと思います」
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(進藤さん)「原作を尊重して動かしたほうが良いかもしんないしね。この絵本を見たときに、この世界って俺はすごくなんか気持ちが入ってきたんだよね」
(湖川さん)「『俺が描いた絵本のまんまじゃん』って思わせるのか、『俺の絵本をもっとおもしろくしてくれた。さすがアニメだ』と思わせたいのか」














