宮城県山元町の農園ではイチジクの収穫が盛んに行われています。

山元町坂元の「やまうち農園」では、温暖な気候を活かして、生で食べたりと甘露煮やスイーツなどに加工したりするイチジク20種類500本を栽培しています。

いま収穫しているのは主に甘露煮に利用される「ブルンスウィック」という品種で山内さんは雨の中、高さ2.5メートルほどの木から熟し始めた果実を選んでひとつひとつ丁寧にもぎ取っていました。

やまうち農園 山内啓二さん:
「毎年、気候が違うので、今年は暑くて雨が少なくて。きょうは降ってますけど、どういうふうになるか心配しながら収穫している。今年もおいしく作ってもらえれば」

収穫したイチジクは、山元町内の直売所や仙台市のデパートに出荷されます。