学校給食などを手掛けている広島市の企業が営業を停止していることを受けて、長崎県内の一部の学校にも影響が出ています。

営業を停止しているのは、広島市に本社をおき、全国のおよそ150施設で学校の給食事業などを行っている「ホーユー」です。

食材などの価格高騰で経営環境が悪化し、破産手続きにむけて準備を開始。

長崎県内では、長崎日大中学・高校が、寮の食堂やカフェテリアの運営を委託していて、学校では現在、別の業者に運営を変更することができないか調整するなど、対応を迫られているということです。

このほか、長崎県内の別の学校では、ホーユーのスタッフがボランティアで調理を行い、食事の提供が続けられていて、対応を検討しているということです。