日本の不思議 すぐ“平均”給料や“最低”賃金の話になる

厚切りジェイソンさん(IT企業役員/お笑いタレント):
よく給料の話になると、日本は平均給料や最低賃金などという話になるのは、ずっと不思議だと思ってました。
アメリカの考え方ですと、ジョブ型と言うんですか、資格や何ができるかなど、自分の職業によって、専門性があるから高く評価されて、その分の給料が妥当だとされるんです。
全体的な平均の賃上げという話はなかなか聞かないんですよね。
なので、給料を高くするには、やはり評価制度まで変えないといけないのかなというのは、考えてます。
ホランキャスター:
自分の価値も高めて、それをちゃんと評価してくれる企業のシステムも必要だということですね。
厚切りジェイソンさん(IT企業役員/お笑いタレント):
そうですね。ちゃんとできても、それを評価してもらえない会社でしたら、それは上がらない。結局、優秀な人たちは評価する企業に逃げてしまうと思いますよ。
南波キャスター:
今の日本の給料は上がってると。私の感覚ですと80万円などはすごいというふうに思うんですが、ジェイソンさんの感覚、アメリカの感覚ですと、これくらいの額はどうなんですか?
厚切りジェイソンさん(IT企業役員/お笑いタレント):
ちょっとタクシードライバーさんなどはよくわからないですけど、今は特に円安なので、ドル高で考えたときには、これが高いかどうかは、ちょっと比較しづらいところもありますよね。手取り50万円は恐らくアメリカだと平均より下くらいだと思いますよ。
南波キャスター:
それくらいやはり差があるということですか?
厚切りジェイソンさん(IT企業役員/お笑いタレント):
もちろん格差社会ですからね。