改修工事で一時ピンク色になっていることで話題の仙台大観音。今度は、顔の部分が“ある変化”を遂げています。

杜の都を見守る仙台大観音。以前からSNS上では、「ラスボス」などと呼ばれて、話題になっていますが、今は、初めての改修工事の過程で、ピンク色になったことでも注目を集めています。

そんな仙台大観音の5日の姿はこちら。顔の部分に、ひびのような模様が現れています。この模様は、一体何なのか、担当者に話を聞きました。

大観密寺 鈴木興相院代:
「ひびが入っていますので、そのひびを埋める作業ですね」

現在行っている、ひびを埋めるための作業でこのような線ができているということです。

長年の担当者も、ここまでひびが入っていたことには驚いたといいます。顔は、表情が出る大切な部分で、優先して修復作業にあたるため、この姿が見られるのは、今週までの予定です。

ひびを埋めた後は、顔などもピンク色に塗ったあと、さらに全身を白く塗るということです。

大観密寺 鈴木興相院代:
「化粧をし終えた元の白い観音様を皆さんに見ていただけるというのは、大変うれしい」

仙台大観音の改修工事は、11月中に終わる予定です。