宮城県議選前、最後となる県議会の9月定例会が5日開会し、およそ45億円を盛り込んだ一般会計補正予算案が提出されました。

開会した県議会では村井知事が、44億6900万円の一般会計補正予算案など23の議案を提出しました。

村井知事:
「物価高騰対策や水害への対応など、特に緊急を要する施策について盛り込むとともに、当初予算編成後の状況を踏まえ必要となった施策について予算措置することとして編成した」

補正予算案には、2019年の台風19号で被災した公共土木施設の復旧費におよそ12億5000万円。去年7月の大雨により決壊した大崎市の名蓋川の堤防工事などに3億2000万円を計上しています。

改選前、最後となる9月定例会の会期は10月4日までで、9月12日には代表質問が行われます。閉会後の10月13日には県議選が告示されます。