おととい3日に山梨県側の富士山5合目の吉田口登山道から外れたルートを登山中、道に迷った外国人男性2人のうち、1人はきのう下山し、行方不明になっていた1人も、きょう自力で下山しました。
2人は弾丸登山とみられるということです。

警察によりますと4日午前6時過ぎ、富士山を登山していた外国人男性2人が疲労と寒さで身動きが取れなくなったと5合目の管理センターから通報がありました。

2人はおととい3日午後3時半過ぎから吉田口登山道から外れたルートを登山していて道に迷い、このうちメキシコ国籍の18歳の大学生は4日午後4時ごろ、4合目の大沢駐車場に自力で下山しけがはありませんでした。

一方、一緒に登山をしていて霧が濃かったため途中ではぐれ、行方がわからなくなっていた友人も、きょう自力で下山したことが確認されました。
けがはないとみられています。

2人は装備が軽装で、山小屋に宿泊せずに山頂を目指す弾丸登山とみられるということです。