暴力団などの排除気運を高めるため、家族連れが集まるサッカーJ1の試合前に警視庁は暴力団排除を呼びかけるイベントを行いました。

きょう午後、東京・調布市の味の素スタジアムで「暴力団排除イベント」が行われ、警視庁の暴力団対策課の捜査員などおよそ20人が参加しました。

イベントには味の素スタジアムを本拠地にしているFC東京の公式サポーター・橘ゆりかさんも参加し、今夜行われるサッカーJ1の試合への来場者などに暴力団排除のウェブサイトに飛ぶQRコードが印刷されたバッグなどを配り、暴力団排除を呼びかけました。

暴力団対策課の山下恭寛情報官(58)は「暴力団の数は減少していると言いながらも、特殊詐欺や強盗事件の根幹には暴力団が潜んでいる。大人だけではなく子供たちにも暴力団排除を呼びかけたい」と話しました。