きのう(1日)グランドオープンした岡山芸術創造劇場「ハレノワ」。会場では、オープニングセレモニーやこけら落とし公演が行われました。

テープカットのかけ声「どうぞ」
きのうグランドオープンした岡山芸術創造劇場「ハレノワ」です。午後5時からはオープニングセレモニーが行われ、大森岡山市長や草加叔也劇場長らがテープカットして開館を祝いました。

(大森雅夫岡山市長)
「文化・芸術の拠点となっていただきたい。岡山の人たちに楽しんでいただき、岡山の人たちが自らつくる演劇などをここで披露していただければと思っています」

午後6時30分からはこけら落としを飾るオペラ「メデア」の公演があり、会場には県の内外から多くの客が訪れました。

(赤磐市から)
「やっと岡山にもこういう場所ができたかなと思って嬉しいです」
(東京から)
「オペラ好きなので、あちらこちら行ってるんですけど、きょうは特にここの会場が新しくなったということで」

オペラ「メデア」は、ギリシア悲劇に基づく王女メデアの壮絶な復讐劇で、日本で初めての上演となりました。また演奏は岡山フィルハ―モニック管弦楽団が務めました。

(公演を観た人)
「めちゃめちゃ良かったです、楽しませてもらいました」
「想像以上に舞台のダイナミックさやスケール感の大きさに感動しました」

ハレノワでは今後、ミュージカルやコンサートなど様々な公演が予定されています。
またグランドオープンから一夜明けたきょう(2日)、ハレノワ周辺には雑貨や飲食のお店が並び、家族連れなどで賑わいました。オープンを記念したイベントはきょうとあす、表町商店街でも行われています。