長崎県佐世保市では消防、警察や自衛隊・アメリカ軍など45団体が参加した総合防災訓練が行われました。


訓練は『県北部に大雨が降り、土砂災害警戒情報が発表される中、震度6強の地震が発生した』という想定で行われ、住民の誘導や孤立した人をヘリコプターで釣り上げての救助や、埋没した車からの救出などが行われました。


アメリカ海軍佐世保基地の消防隊は防護服を着用し、被災した化学工場の中に取り残された人を救助し、汚染の測定など化学災害対応訓練を行いました。

宮島 大典 佐世保市長:
「想定以上の災害というものが頻繁に起きるような環境になってきている。我々がいつも考えていること以上のことをしっかり対応できるようにしていく必要があるんじゃないか」

気候の変動で毎年のように大雨災害が頻発しています。
訓練に参加した人たちは初期の対応から人命救助。さらにライフラインの復旧へとつながる防災の流れを確認していました。