日本サッカー協会は1日、第19回アジア大会(9月23日開幕、中国・杭州)に向けたメンバー22人を発表。今年、大学からドイツブンデスリーガのブレーメンに移籍した佐藤恵允やブラジル2部のグレミオでプレーする松岡大起らが選出された。
アジアのオリンピックと言われるスポーツの祭典、アジア大会はコロナの影響で延期され5年ぶりの開催となる。パリ五輪の予選と重なったため前回大会同様に、メンバーは大学生中心となった。前回の第18回インドネシア大会では、現在日本代表の中心を担う三笘薫(ブライトン/イギリス)、板倉滉(ボルシアMG/ドイツ)、上田綺世(フェイエノールト/オランダ)らが中心メンバーとなり準優勝を果たしている。
アジア大会を率いる、パリ五輪代表の大岩剛監督(51)は「我々のスタンスとしては優勝を目指す」と述べ、パリ経由日本代表なのか、アジア大会経由W杯なのか、同世代のそれぞれの切磋琢磨が未来の日本代表となるはず。「この大会中にひと回りも二回りも大きくなるような選手になってほしい、そして責任と自覚をもってこの大会に臨んでほしい」と思いを語った。
◆アジア競技大会メンバー
GK
藤田 和輝(栃木SC)
小畑裕馬(ベガルタ仙台)
山田大樹(ファジアーノ岡山)
DF
山﨑大地(サンフレッチェ広島)
奥田勇斗(桃山学院大)
今野 息吹 (法政大)※ガンバ大阪内定
馬場晴也(コンサドーレ札幌)
吉田真那斗(鹿屋体育大)※ 横浜FM内定
関根大輝(拓殖大)※柏レイソル内定
根本健太(流通経済大)
MF
松村優太(鹿島アントラーズ)
松岡大起(グレミオ・ノヴォリゾンチーノ・ブラジル)
佐藤恵允(ブレーメン・ ドイツ)
重見柾斗(福岡大)※アビスパ福岡内定
谷内田哲平(京都サンガF.C.)
山内翔(筑波大)※ヴィッセル神戸内定
西川潤(サガン鳥栖)
小見洋太(アルビレックス新潟)
角昂志郎(筑波大)
日野翔太(拓殖大)※サガン鳥栖内定
FW
熊田直紀(FC東京)
※ケガのため9月20日に内野航太郎(筑波大学)への交替が発表
木村 勇大(ツエーゲン金沢)
※ケガのため9月20日に鮎川峻(大分トリニータ)への交替が発表
【試合日程】
9月20日(水)グループステージ第1戦 vsカタール
9月25日(月)グループステージ第2戦 vsパレスチナ
10月7日(土)決勝
【アジア大会】
サッカー競技は今月19日から10月7日まで開催。
参加チームは23。グループステージは全6組で、各組上位2チームと各組3位の中で上位の4チームがノックアウトステージに進出する。