ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の創設者・プリゴジン氏の葬儀が非公開で執り行われました。墓には花を手向けに多くの人が訪れています。

プリゴジン氏のプレスサービスによりますと、葬儀は29日、出身地のサンクトペテルブルクで非公開の形で執り行われました。独立系メディアは、家族や友人ら20人から30人のみが出席したと伝えています。

30日には墓への訪問の受付が始まり、朝から関係者らが相次いで訪れました。

息子が以前プリゴジン氏の飲食店で勤務
「我々はみんな彼を愛しています。(非公開での葬儀について)私には難しいことは分かりません」
プリゴジン氏の知人
「ロシアにとって大きな損失。プリゴジン氏の死は誰にとっても良いことにはならないだろう」

葬儀が非公開の形で執り行われたのは支持者らが集まり、混乱が起きるのを避ける狙いがあったとみられます。