7月10日となる見通しの参議院選挙の投票まで、あと1か月です。福岡選挙区には、過去最多の16人が出馬を表明しています。異例の乱立状態となる選挙戦で、それぞれ何を訴えようとしているのでしょうか。


RKB今林隆史「選挙ポスターを張り出す掲示板の設置作業が始まりました。枠は18枚まで用意されています」

7月10日が投票日になる見通しの参議院選挙。改選議席数3の福岡選挙区には、これまでに過去最多となる16人が立候補を表明しています。出馬ラッシュの一方で、有権者は・・・


有権者「参議院選挙はあまり知らない。知名度が。衆議院の方のほうが知っていますね」


有権者「身近ではないですね。直接はあまり関係ないかなぁと思う」

立候補予定者のうち、国会に議席を有する政党の公認や推薦を受けるのは11人。何を一番に訴えようとしているのでしょうか?


自民・現 大家敏志氏「やはり経済だと思います。我々日本がどういうことをやっていくかということも含めて、まずは安心していただけるような経済政策を訴えていきたいと思っています」


公明・現 秋野公造氏「コロナをきちんと収束させる。そのために必要な仕組みはとる。何が起きるか分かりませんから、それに対する備え、これは後世にも必ず役に立つ話でありますので、そこも含めてやりあげる」


立民・現 古賀之士氏「今すぐ誰かがってことではなくて、いま抱えている問題を一つ一つまず片付けさせていただける、そういうチャンスを与えていただけたらなと思っています」

一方、教育問題を訴えるのは…


国民・新 大田京子氏「心配のない、しっかりした教育を国が提供して、あとは科学予算とかを増大させることで、しっかり国際競争力をつけることに力を入れていきたいと思います」


れいわ・新 奥田芙美代氏「教育を変えたい。子供たちの社会を守るためにも、学校の教育や私たちの思考、思考停止した大人たち、そういうのを変えていきたい」

また、社会のあり方を変えたいと訴える予定者も。


維新・新 龍野真由美氏「将来に対しての不安が多い、子供たちに不安を残したくないという方がとても多かったです。そのへんところを重点的にとらえていきたいと思いますし、人口減少問題、そこが一番大事なところだと思っています」


共産・新 真島省三氏「福岡県では半数近くの人がワーキングプアなんです。『8時間働けば普通に暮らせる社会』というのを、一番の重点の政策として訴えていきたいと思っています」


社民・新 福本貴紀氏「競争の社会からみんなが分かち合う、そして支えあう協同の社会という社会を作り変えていきたい」

福岡選挙区に3人を擁立するのはNHK党です。


N党・新 熊丸英治氏「NHKがスクランブル化して、訪問してお金を徴収する人と住民との間でトラブルがないようにできれば」


N党・新 真島加央理氏「一つは少子高齢化の世の中を変えるため、多くの人たちが幸せな結婚ができるような社会を目指すこと、2つ目は障がい者支援」


N党・新 和田昌子氏「若者に政治の関心を持っていただきたいです。子供たちが有権者になった時に政治を知らないというのが一番困ると思うので」


福岡選挙区には、このほかにも5人が立候補を表明しています。
諸派の江夏正敏氏、諸派の野中しんすけ氏、諸派の先崎玲氏、諸派の組坂善昭氏、無所属の対馬一誠氏。


全国的に野党の共闘が不調で、候補者が乱立しそうな今回の参院選。福岡など、有権者数が多い都市部では、比例票の獲得も視野に、多くの政党が候補を擁立してしのぎを削る展開になりそうです。この状況に国際政治学者の三浦瑠璃さんは…


国際政治学者の三浦瑠璃さん「あんまり深く知る機会もなく討論したり、そういうものを目にする機会もないままに、どちらかというと政党ブランドとか、あるいはジェンダーとか、年齢とか、どういうイメージを有権者が好むかによって決めちゃう」


乱戦の中で、有権者はどの候補に一票を投じるのか。参院選は6月22日に公示され、7月10日に投票と開票が行われる見込みです。