長崎県諫早市のスポーツ施設で、ジャグジープールからレジオネラ菌が検出されたことが分かり、市はプールの利用を全面停止としました。

レジオネラ菌が検出されたのは、諫早市森山町にある森山スポーツ交流館のジャグジープールです。

諫早市によりますと、8月16日に行った月1回の水質検査で、基準値を超えるレジオネラ菌が検出されたことが28日に判明したということです。

これを受け、市では28日午前11時頃から、ジャグジープールと25メートルプールの利用を全面的に停止しました。

これまでに体調不良などを訴えた人は確認されていないということです。

ジャグジープールについては消毒を行ったのち、改めて水質検査を行った上で利用再開を判断するということで、早くても9月中旬以降になる見通しです。

一方、25メートルプールからはレジオネラ菌が検出されていないことから、水を入れ替えたのちに再開することにしていて、9月1日から利用できるようになるということです。

森山スポーツ交流館のジャグジープールでは、去年8月にもレジオネラ菌が検出されていて、市では週に1度、水を入れ替えるなどして対応していたということです。