陸上自衛隊は、宮崎県えびの市の霧島演習場を含む九州や沖縄などで、アメリカ海兵隊との実動訓練を10月に実施すると発表しました。

陸上自衛隊とアメリカ海兵隊が国内で行う共同訓練としては最大規模だということです。

陸上自衛隊は、アメリカ海兵隊との実動訓練「レゾリュート・ドラゴン」を10月14日から31日まで、えびの市の霧島演習場や、熊本県、大分県、鹿児島県、沖縄県、それに北海道で実施すると発表しました。

今回の訓練は島しょ防衛での連携強化を図るもので、陸上自衛隊とアメリカ海兵隊が国内で行う共同訓練としては最大規模だということです。

霧島演習場では陸上自衛隊から200人、アメリカ軍から120人が参加し、「対着上陸戦闘」や、補給品などを輸送する「共同兵站・衛生」の訓練などを実施する予定で、オスプレイの飛行も計画されているということです。

「レゾリュート・ドラゴン」は、おととしから始まっていて、過去2回は北海道や宮城県など東日本で実施していましたが、今回初めて、九州周辺で実施するということです。