来月1日は、関東大震災の発生から100年となる防災の日です。家庭の防災対策について、1人暮らしのうち、およそ7割で対策ができていないことがわかりました。

調査会社のインテージによりますと、防災対策をしていない人は全体の4割に上りました。なかでも1人暮らしをしている人はおよそ7割の人が防災対策をしておらず、10代や20代を中心とした若い世代への周知が必要だとしています。

防災対策として備えているものについては、31%が水と回答し最も多く、ついでインスタント、レトルト食品が29%と非常食を備蓄している家庭が多いことがわかりました。

また、自然災害の不安については、3年前と比べて「猛暑」への不安が強まったと答えた人がおよそ7割に上り、「地震」に次ぐ多さとなりました。また、「集中豪雨や大雨など」への不安についても、およそ半数が強まったと回答しています。