岸田総理の対応は?

小川彩佳キャスター:
こうした中、岸田総理が動きを見せています。
28日、迷惑電話や日本人学校への投石に対して、遺憾とした上で、中国の輸入停止措置に対しまして、「今週中に支援策の内容を整理する」と発表しました。

星浩 TBSスペシャルコメンテーター:
中国の迷惑行為に対して、毅然と対応するのは当然のことだと思いますが、この間、岸田総理の対応も、やはり説明不足という点は否めないと思いますね。

例えば、福島第一原発を視察したあと、いわきの漁港などを素通りして、とんぼ返りということで、福島県内の関係者からすると、非常に評判が悪いんですよね。

岸田総理は、補償の問題なども責任を持つ、と言っているんですけど、どういう範囲まで補償するのか、どういうやり方で補償するのか、というのは明確になっていません。もっと漁業者、それから被害者の方々と、真摯に向き合う姿勢が大事だと思います。