27日、福島第一原発沖でとれた魚についてトリチウムの濃度は、処理水の放出を始めてから3日連続で検出できる限界値を下回る「不検出」だったことが分かりました。

トリチウムの測定が行われたのは、29日福島第一原発から4~5キロほどの沖合でとれたヒラメ2匹です。水産庁によりますと分析は宮城県多賀城市の海洋生物環境研究所で行われ、その結果、トリチウムは検出できる限界値を下回る「不検出」だったことが分かりました。「不検出」は処理水の放出開始後3日連続です。この測定検査の結果は、今後1カ月程度、水産庁のホームページで毎日公表されます。