終戦直後、宮崎県高千穂町に墜落したアメリカ軍の爆撃機・B29の乗組員らを追悼しようと、平和祈念祭が開かれました。

終戦直後の1945年8月30日、アメリカ軍の爆撃機・B29が、高千穂町の親父山に墜落、12人が犠牲となりました。

また、終戦直前の8月7日には、日本軍の戦闘機・隼も近くの山に墜落し、日本兵1人が死亡しています。

式典は、犠牲になったアメリカ兵らを追悼しようと、五ヶ所平和記念祭奉賛会が、毎年この時期に開いているもので、26日は、地元住民をはじめ、在日アメリカ軍の関係者など約40人が参加。全員で黙とうしたあと、慰霊碑に花を手向け故人を偲びました。

27日は、B29が墜落した親父山への慰霊登山が行われることになっています。