岸田総理は観光客の集中などによって起こる、いわゆるオーバーツーリズムについて、政府として秋にも対策を取りまとめることを明らかにしました。

きのう、沖縄県那覇市を訪れた岸田総理は2019年に火災で消失した首里城の復元工事現場を視察し、県内の観光事業者と意見交換を行いました。

その後の記者会見で岸田総理は「インバウンド客がさらに回復していくことが見込まれる」としたうえで、次のように語りました。

岸田総理
「マナー違反による混乱等、いわゆるオーバーツーリズムへの懸念についても、政府として重要課題だと受け止め、この秋にも対策を取りまとめていきたい」

また、国立公園制度100周年となる2031年に向けて、沖縄にある3つの国立公園を第1弾とする記念貨幣を来年夏に発行する方針を明らかにしました。