長野県内の各地で古くから育てられてきた伝統野菜のうち、いま旬を迎えているのが「小布施丸なす」です。
地域の伝統野菜をより多くの人に味わってもらいたいと様々ななす料理が集結。
町全体で盛り上がりを見せています。
その名の通り、まる~く大きく育ったなす。
小布施町特産の伝統野菜「小布施丸なす」です。
生産者 宮本綾子(みやもとあやこ)さん:
「普通の丸なすより大きい巾着型で果肉はしっかりしています」

明治時代から作られてきた小布施丸なすは、水分が足りないと割れやすく、その分、採れる量も少ないため、生産者の数も徐々に減って、現在は9人だけだといいます。
生産者 宮本綾子さん:
「広めたい。絶やしたくない。っていう感じかな」
2007年には次世代に継承すべき「信州の伝統野菜」に認定された小布施丸なす。
認知度を更に高めようと、町は今年初めて「小布施丸なすフェア」を開催しました。

町内にある8つの飲食店や直売所で、小布施丸なすを使った料理が楽しめます。
農産物直売所・ろくさん。
こちらでは小布施丸なすそのものはもちろん、なす料理の定番=おやきも販売。
農産物直売所ろくさん 関谷(せきや)ひかるさん:
「一番は大きさですね。スライスしてそのままのなすを感じていただければと思います」














