9月1日で関東大震災から100年目となるのを前に、警視庁などが東京・歌舞伎町で防災フェアを開きました。

きょう午後、新宿区歌舞伎町のシネシティ広場で開かれた防災フェアでは、警視庁が家族連れなどに対し、身の回りにあるズボンやネクタイを使って、災害時の簡易リュックサックを作る方法などを説明しました。

その後、大地震を想定した災害訓練では、救助隊が入ることができない崩壊した建物にドローンが進入してけが人を発見し、電動ノコギリでドアを破壊し、けが人を救助しました。

警視庁新宿警察署の永野雅通署長は「防災は身近にできることからやっていけば必ず役立つので、きょうの防災フェアを契機に、強く意識してほしい」としています。