メジャーリーグ・エンゼルスの大谷翔平選手は、日本時間の24日に行われたレッズとのダブルヘッダーに臨みました。「衝撃」の一発が飛び出した一方で、心配なニュースも飛び込んできました。

1試合目は、2番・投手のリアル二刀流で先発登板した大谷。腕の疲労から登板はおよそ2週間ぶりです。まずは初回、先頭バッターをセカンドゴロ、続くバッターをスプリットで三振。最後もスプリットで三振を奪い上々の立ち上がりを見せます。

そしてそのウラ、第1打席の初球でした。大谷、今季44号となる2ランホームランを放ちます。

しかしその直後の守備の場面でした。151キロのストレートを投げたところで首を横に振る仕草の大谷。ネビン監督がマウンドへ向かい球数わずか26球で緊急降板しました。その後のGMの談話で大谷は右ひじ靱帯損傷が明らかとなりました。試合も9―4で敗れています。

およそ2時間後に行われた第2試合。状態が心配された大谷ですが2番指名打者で出場しました。第2打席はランナー2人を置いての打席。いい当たりでしたがここは相手の好守にはばまれセンターライナーに倒れます。

5回、ランナー1塁の場面で回ってきた第3打席の初球でした。大谷はヒットを打つと一気に2塁へ。今シーズン22本目の2ベースヒットを放ちます。この試合、大谷はこのヒット1本にとどまりました。エンゼルスは第1試合に続きこの試合も7―3で落としてこれで4連敗です。