長崎県は24日、5類感染症となっている新型コロナの『注意喚起基準』を設定したと発表しました。
定点あたり30を超えた場合 または 入院患者数が668人を超えた場合、県民と医療機関に対して注意喚起を行い、医療提供体制を強化するとしました。

厚生労働省は9日、各都道府県に対して新型コロナ感染拡大が続いた際に医療体制を確保するため、住民らに注意喚起するタイミングなどの目安を示しました。

それによりますと──
・直近の感染拡大時のピークから2週間前の定点報告数を超えたときや
・同様のピーク時の入院患者数が2分の1を超えたとき
・確保病床使用率が50%を超えたときなどを目安としています。

これらに基づき長崎県では、新型コロナの感染拡大時に注意喚起を行う基準を
・定点あたりの報告数が30を超えたとき
・または 入院患者が668人を超えたとき としました。

8月24日時点では、二つの指標をいずれも下回っていますが、過去に照らすと、7月24日~30日の週は、定点あたり30.29で、この基準を上回っていたことになります。