上皇ご夫妻はご静養のため22日から4年ぶりに軽井沢町に滞在されています。
23日に訪問されたのは戦後、中国の旧満州から引き上げた人たちが入植した大日向開拓地です。


歓迎の人々でにぎわった22日午後のJR軽井沢駅前。

新幹線で到着した上皇・上皇后ご夫妻は手を振って応えられました。

東京から:
「お優しそうな方だなと思いました」

埼玉県から:
「お元気そうなお二人の姿を見て、一生の思い出になります」


新型コロナの影響で、上皇ご夫妻の軽井沢でのご静養は2019年以来4年ぶり。

それまで毎年のように訪問されていた軽井沢は、ゆかりの深いまちです。

上皇さまと上皇后さまが出会われたのは、旧軽井沢のテニスコート。

ご結婚されてからも、お二人は、たびたびここでプレーを楽しまれました。

もう1か所、特別な思いで訪れる場所があります。

浅間山のふもとに広大な高原野菜の畑が広がる「大日向(おおひなた)開拓地」です。

23日午前、お二人は父・昭和天皇と上皇さまの皇太子時代のご来訪を祝う御巡幸記念碑を訪れました。

到着される少し前、朝から降っていた雨がやみ、空を見上げるお二人。


上皇后さま
「青空が出てまいりました」
上皇さま
「青空ね、ほんとね」