長崎大学は地域の課題解決策や新たなビジネスモデル創出につながるIT人材を育成しようと、ソフトバンクと協定を結びました。

長崎大学と協定を結んだのは通信大手のソフトバンクです。
協定では、5Gなどの先端技術を活用して学内のDX・デジタルトランスフォーメーションの環境を整備すると共に、新たなビジネスモデルの創出につながるIT人材の育成に向けて互いに連携するとしています。
具体的には、ソフトバンク側が持つ人の流れや検索などのデータを、研究や地域振興などに活用するほか、ソフトバンクの社員がAIなどを学んでいるコンテンツを学生に提供することにしています。

ソフトバンク・桜井勇人専務執行役員
「長崎という町は観光も含めて、もっともっと人が集まるところであっていいと思います。いろんな意味でデータを使ったマーケティングをしたり、そういうことをやっていく上で長崎大学の学生はひとつ大きな起点になると思っています。」

長崎大学の河野学長は「企業と連携することで産学連携を実践的に学べることは期待が大きい」としています。