丸山知事が触れたのは、小学生の算数で出題された「椅子4脚の重さは7キログラム。この椅子48脚の重さは、何キログラムですか。」という問題。
この問題の正答率が全国で55.5%だったことについて、「日常生活で使うような基本的な問題を55パーセントしか解けていない。これは仕組みがおかしい。」と話しました。
この問題の島根県での正答率は48.7%でした。
島根県・丸山達也知事
「仕組みがおかしい。仕組みを作っている文部科学省の責任だ」
丸山知事は、教育課程自体がオーバースペックになっていて、教員が疲弊していることが原因ではないかとし、教員が、つまづいた子どもたちに向き合えるよう、教育の仕組みを改善すべきとの考えを示しました。