三浦龍司(21、順天堂大学)が世界陸上ブダペストの男子3000m障害で6位と、日本勢史上初の入賞を果たした。ともに出場した青木涼真(26、Honda)は14位だった。日本勢20年ぶりとなる決勝舞台に満足する事なく、二人ともレース直後のインタビューではさらなる目標への意気込みを語った。

三浦龍司 レース直後インタビュー

Q.世界陸上で6位という結果について?
三浦龍司:

オリンピックの時より一位上がった感じになりましたけれど、ラストのラスト、本当に(体を)動かせずに抜かれてしまったのは、本当に詰めの甘い所が出てしまったと思います。もうちょっと(タイムを)削れたのじゃないかと、思っています。

Q.決勝レースのスタートラインには、どのような気持ちで?
三浦:

予選とは違い、大きな難所はクリアーしているので、あとは本当に全力を出し切るだけと思っていたので、そのような気持ちで臨みました。

Q.青木涼真(26、Honda)と共に立った決勝の舞台というのは?
三浦:

すごく新鮮でしたし、すごく日本チームとして、楽しかったし、嬉しかったですね。こうやって同じ舞台でまた競いあえるように、またこの一年、これからの一年、精進して行きたいと思います。

Q.ゆっくりしたペースで始まったが、レースプランとしてはどうだった?
三浦:

レースプランは、最初の1000mで、もう接触するのではなくて、自分のペース、自分の場所を確保する事だったので、それの狙い通りには走れたと思います。

Q.残り2周でL.ギルマ(22、エチオビア)が一気にペースを上げてきましたが?
三浦:

もう前方の集団はかなり先に行っていたので、さすがというか、やっぱり違うなとは思いました。やっぱり、ゴールのタイムを見てもこれだけ開いたのだな、と痛感させられました。