JR宮崎駅周辺の治安の改善に向け、警察や周辺企業など関係機関による2回目の対策会議が開かれました。

会議では、パトロール強化などに取り組んだ結果、今年上半期の駅周辺の犯罪件数が去年の同じ時期より減少したことなどが報告されました。

この会議は、警察や行政、それに駅周辺の企業などの関係機関が参加しているもので、今年5月の第1回目の会議に続いて2回目の開催です。

(宮崎北警察署 日高俊治署長)
「(前回の)5月11日から約3か月が経ったがその後の治安状況について情報共有させていただきたい」

会議は非公開で行われましたが、21日は、参加者から駐輪場で張り紙をして自転車の盗難対策を行ったことや、駅周辺の座り込み対策としてロープを張ったことなどが報告されたということです。

また、警察によりますと、パトロールなどを強化したところ、今年に入って半年間の宮崎駅周辺の犯罪認知件数は60件と、去年の同じ時期より22件減少したということです。

今後の取り組みについて21日の会議では、駅東口の街灯を明るくするため、LEDに変えることや青少年の居場所づくりを検討していくことなどの意見が出されました。

関係機関では引き続き会議を重ね、宮崎駅周辺の治安の向上につなげていきたいとしています。