長崎県が次の基幹産業に据える“航空機産業”をU・Iターンのきっかけにしようと、県は21日、福岡県の久留米工業大学と連携協定を結びました。

久留米工業大学は、全国でも数少ない航空機関連の学科を有する工業大学です。
航空機産業を巡って長崎県では、造船技術を生かした新たな基幹産業として発展させようと、2018年に「長崎県航空機産業クラスター協議会」を発足。
現在、県内を中心に64の企業が会員となっていて、県は今回の協定を優秀な人材のU・Iターン促進につなげたい狙いです。

長崎県 大石 賢吾知事:
「航空機業界は我々としてしっかりと新たな基幹産業として育成をしたい。
一緒に伸ばしていけるように、民間の方々と努力をしていきたいと思っておりますので、そういった人材を確保していく。
就職先として選んでいただけるように取り組んでいきたい」

長崎県が県内就職促進のために大学と協定を結ぶのは7件目で、久留米工業大学とも、インターンシップや学内セミナーなどで協力するとしています。