災害発生時に役立ててもらおうと、簡単につくることができる防災料理の教室が、20日、宮崎県宮崎市で開かれました。

この教室は、近年、大規模な自然災害が相次ぐなか、在宅避難を乗り切ることをテーマに宮崎市男女共同参画センターが開いたものです。

教室では、参加者たちが赤十字の担当者や防災コンサルタントから指導を受けながら、じゃがいもを使ったお菓子にお湯を入れてポテトサラダを作ったり、耐熱のポリ袋を使用してご飯を炊いたりしました。

(防災コンサルタント Mamoruwa・黒木淳子代表)「家にあるふだんのものをいざ災害の時にどう使って生かせるのかということをぜひ知っていただきたいと思います」

このほか20日は、避難生活での食事に関する講座も開かれ、参加者たちは、防災への意識を高めていました。