長崎市内の中学校30校の生徒が、日頃取り組んでいる平和学習の成果を発表しました。

桜馬場中学校 3年生:
「私が取り組んだことは海外の方々が長崎の原爆のことや平和のことについてどのように考えているのかを知るためにアンケートを行いました」

この会は、学校で行っている平和学習の成果をお互い発表しあうことで平和への意識をさらに高めてもらおうと平和推進協会が開いているもので、18日は、市内30校から、およそ80人の生徒が参加。

被爆者の講話や被爆遺構めぐりなど自分たちで調査した成果をまとめ報告しました。

山里中学校 3年生:
「山里中学校は爆心地に近い中学校として平和を発信し続けています。各学年でフィールドワーク(現地調査)平和学習のテーマが決まっていて、3年生では『発信する』という平和学習のテーマを元に、長崎を知らない他県の生徒等に原爆の事情や平和の尊さを発信しました」

梅香崎中学校 3年生:
「平和について自分以外のひとりひとりが考えていることについて深く知れたのでとてもいいなと思いました」

長崎市では来月、平和祈念ポスターなどを募集。
10月には市民大行進も予定していて平和への意識をさらに高めていきたいとしています。