芋焼酎を主力商品としている宮崎県都城市の霧島酒造が、およそ20年ぶりに麦焼酎と米焼酎の新商品を発売することになりました。

都城市の霧島酒造が新しく発売するのは、本格麦焼酎「霧島ほろる」と本格米焼酎「霧島するる」です。

霧島酒造が麦焼酎と米焼酎の新商品を打ち出すのはおよそ20年ぶりで、2つの焼酎の麹の原料には独自に精白した玄米が使われており、深みのある香りを味わえるということです。

「サツマイモ基腐病」により、主力商品となっている芋焼酎の原料の確保が課題となる中、霧島酒造では新商品の販路拡大に力を入れていきたいとしています。

(霧島酒造 江夏順行社長)
「どちらも霧島酒造が100年以上にわたり培ってきた製造技術を結集した本格焼酎であります。麦と米それぞれ原料の風味を深く感じられるこれまでにない新感覚の商品であります」

新商品は、来月13日から全国で発売されます。