宮崎県えびの市では、地域商社の設立に向けた準備を進めるプロジェクトマネージャーなどの委嘱交付式がありました。

えびの市は、ふるさと納税事業などを請け負う地域商社の設立を目指していて、商社の設立準備から設立後の活動までを担う人材を募集しました。

選考の結果、兵庫県出身の辻本千春さんが地域プロジェクトマネージャーに、また、えびの市出身の篠原美寿恵さんが地域おこし協力隊にそれぞれ選ばれ、17日は2人に村岡市長から委嘱状が手渡されました。

地域プロジェクトマネージャーに着任した辻本さんは、旅行会社を退職したあと、およそ10年間、関西の大学で観光分野を専門に教員を務めていて、えびの市の交流人口を増やすシステムを作りたいとしています。

(えびの市地域プロジェクトマネージャー 辻本千春さん)
「生意気なようですが、やっぱりすごくもったいない、情報発信とか観光にしても商品にしてももっとうまくできれば」

(えびの市地域おこし協力隊 篠原美寿恵さん)
「素敵な観光資源があるのに、知らない人が多いので、そこをもっと気軽にみんなが知ることができるようにPRができるように頑張ります」

2人の任期は最長3年で、えびの市は、今年度中に地域商社を設立する予定です。