展示品を自分で作ってみる…
一方、自由研究の強い味方、富山市科学博物館にもアイデアが盛りだくさんです。学芸員のおすすめは…



富山市科学博物館 高畑あきらさん:「富山の鳥大集合という企画をやっているのでそれがちょうど適しているかと思う」
富山でみられる鳥のはく製や標本303点が並ぶ夏休みの企画展です。

富山市科学博物館 高畑あきらさん:「はく製なので、真近でじっくり見ることができます。タカやワシは前に3本、後ろに1本の指ですが、フクロウの仲間を見ると前に2本、後ろに2本指がついている。こういうところに着目してもらい、疑問に思って調べていただければ」
展示室には鳥に関する図鑑などが置かれ、疑問をすぐに調べることもできます。

続いて、物理担当の職員おすすめは、博物館の展示品を自分で作ってみるというものです。
物理担当 市川真史さん:「握りますと、触っていないのに浮きが沈む」「水にかけた圧力が水の中を伝わって、浮きの中に空気があるが、この空気が握ることでぎゅっと押し縮められて、浮く力が弱くなって沈むというおもちゃ」
物が浮いたり沈んだりする仕組みがわかるこの装置。水を入れたペットボトルに、「おもし」をつけたしょうゆさしを浮かべると家庭でも再現できます。

物理担当 市川真史さん:「自分で見つけた不思議を調べてもらうのが一番楽しい自由研究なんじゃないかなと思います」

夏休みもあとわずか。ぜひ子どもたちの好きなことを見つけてください。
