“思い出の写真”の現実
震災で被災した県内の多くの自治体では、見つかった写真についてこれまで市民団体などが返却会を開催してきました。
しかし、時間の経過とともに返却数や問い合わせが減っていて、仙台市の場合は2021年以降、問い合わせがあったのはわずか1件のみでした。

tbcが、被災した10の市町に確認したところ、すでに多くの自治体が写真などの現品を処分しデータにも残していませんでした。データとして保存しているのは仙台市、気仙沼市、名取市で、それぞれ問い合わせがあれば返却など対応するとしています。

また、山元町は町で保管していて、今後の対応は検討中としています。